”金さえ払えば、調査結果を隠してやる” …と恐喝・脅迫してくる悪徳探偵がいることをご存じでしょうか?
今回は『探偵トラブル』として、
「恐喝・脅迫されたときの対処法」について、3分程度で読めるよう ”わかりやすく” 説明します。
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探偵トラブル|恐喝・脅迫/対処法
探偵トラブル|恐喝・脅迫されたらどうする…?/対処法は…?
さっそく「【探偵トラブル】恐喝・脅迫されたらどうする…?/対処法は…?」について説明していきます。
”探偵による恐喝・脅迫” は、ほとんどの場合が「浮気調査」に関するものです。
探偵が浮気調査を依頼され、結果として浮気の事実を確認したときに、
ターゲット(浮気をしていた人)に対して ”金銭” を要求するのです。
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悪質性の高いケースでは、
「1度お金を支払っても、その後何度も追加請求してくること」があり、
ターゲットとしても「もう一度払ってしまったから…」と引き下がることができずに、
結果、数百万円をだまし取られる事案もあります。
この「恐喝・脅迫」に対する最も効果的な対処法は、
強気の態度で、恐喝・脅迫に応じない
ということです。
「なにを当たり前な…」と感じるでしょうが、恐喝・脅迫してくる探偵を退けるのは想像以上に大変で、
「お金さえ払えば、なんとかなるかもしれない…」
という誘惑に負けるターゲットは非常に多いのです。
しかし、冷静になってよく考えてみてください。
「恐喝・脅迫」してくるような探偵は、違法行為をしてでも金儲けしたいと考えている連中で、
金銭は ”搾れるだけ搾り取ってやろう” と考えています。
そのため、一度お金を払った程度では満足せず、可能な限り追加請求してくるでしょう。
たしかに「浮気をしていた」という事実だけをみればターゲットが不利なように感じるかもしれませんが、
探偵側としても、
1、背任行為(刑法247条)
2、恐喝(刑法249条)
3、詐欺・強迫取り消し(民法96条)
4、債務不履行(民法415条)
5、不法行為(民法709条)
の5つの法律に違反している可能性があります。
以上5つの法律に違反していることは、探偵側も十分承知しているので、
まずは「具体的な法律名」をあげ、強気な態度で「お金は絶対に払わない」と明言してください。
実際に、
「私に対する ”刑法249条の恐喝” および 依頼者に対する ”刑法247条の背任行為” にあたりますよ」
といえば、探偵は面倒に感じ、しつこく脅迫を続けることはしないでしょう。
ここで大切なのは「民法」ではなく「刑法」を盾にとることで、
民法では訴訟を起こさなければいけませんが、刑法であれば警察を介入させることができます。
もし、探偵が引き下がらない場合には、
本当に「恐喝」として警察に被害届を出してしまえば、その後の脅迫はおさまるでしょう。
ただし、どうあがいても「浮気の事実」だけは隠せないため、
「浮気の事実」だけは素直にパートナーに謝るしかありません。
昨年(2016年度)のデータでは、約8割の依頼者が、
ターゲットと離婚はせずに、婚姻関係の継続を選択しています。
下手な言い訳をせず、素直に謝るの最善手だと、長年探偵を続けている私からアドバイスしておきます。
以上、『【探偵トラブル】恐喝されたらどうする…?/対処法は…?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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