”探偵に調査依頼をしたのに、全然 結果を報告してくれない” というトラブルをご存じでしょうか?
今回は『探偵トラブル』として、
1、調査報告がこない ”3つ” の理由
2、”2つ” の対処・解決法
の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。
探偵トラブル|報告が全然ない/本当に調査してる?
【探偵トラブル・3つの理由】報告が全然ない…本当に調査してるの…?
まずは「【探偵トラブル】報告が全然ない…本当に調査してるの…?」の ”理由” から。
調査報告がこない理由として、以下の3つが考えられます。
1、そもそも調査していない or 調査する気がない 2、報告書ではなく、口頭の報告を主としている 3、まだ調査結果がでていない
1、そもそも調査していない or 調査する気がない
「調査報告がない理由」として最も多いのが、”調査していない or 調査する気がない” というものです。
本来、まともな探偵であれば、調査に進展していなくても、
・ 何を、どこまで調べたのか
・ 次回はどんな調査をするのか
を説明する責任があります。
依頼された調査日数にもよりますが、
ストーカーなど神経質な依頼の場合には毎日の口頭(電話)報告、
浮気調査などではトータル依頼日数の半分が過ぎるまでには最低でも一度は連絡します。
こういった ”経過報告” がなく、
しかも最終報告も「浮気は確認されませんでした」などの簡単なものである場合、
ほぼ間違いなくその探偵は ”悪徳・違法” な探偵だと判断できます。
このあと説明する ”対処・解決法” を参考に、早急に対応する必要性が高いでしょう。
2、報告書ではなく、口頭の報告を主としている
あまり多くはありませんが、
探偵の中には「報告書」を作成しないスタイルをとっている事務所も存在します。
そのため、調査結果も
「〇時〇分にご主人が女性と会っていましたが、浮気の証拠にはならなそうです」
「この後も追跡して行動を観察しますね」
などと電話で報告するだけで、”本当に調査してるの…?” と感じる方が多いようです。
この場合、実際に調査をしているのかもしれませんが、
実は全く調査していなかったり、昨日の行動を ”あたかも今日あったかのように” 報告している可能性もあります。
こういったケースでは、
「きちんとした報告書を作成して、具体的な行動記録を示してください」
と探偵に要求するのが効果的です。
少なくとも私が知る限りでは、「報告書を作成しない探偵」にまともな業者はいないので、
探偵の質をかなり疑った方がいいでしょう。
また、もし ”契約” の段階で、報告書が作成がないと判明したときには、
その探偵とは絶対に契約を結ばないように注意してください。
3、まだ調査結果がでていない
「調査報告がない理由」として意外と多いのが、
”まだ調査結果がでていないため、報告を怠っている” というものです。
これは必ずしも ”悪徳・違法探偵だから” というわけではなく、
12月などの依頼が殺到する月に、仕事が忙しすぎて、報告を忘れてしまう…という原因によるものです。
こうして偉そうに記事を書いている私も実は何度か経験がありまして、
浮気調査では1~2日ほど密着していても何の成果もないことはよくあり、
そういった場合には、他の案件(企業やストーカーなど)を優先してしまい、
「浮気の報告はまとめてでもいいか…」と考えてしまうことがたまにありました。
完全に探偵側の身勝手ではあるのですが、
少し言い訳だけさせていただくと、12月という月は本当に地獄で、
調査時間だけで12時間あり、加えて ”報告書の作成” と ”ミーティング”、”計画案の作成” で3~5時間ほどかかるので、
どうしても調査に優先順位をつけてしまいがちだという背景があります。
そのため、「報告が1~2日ほどこない」というだけで、
すぐに ”調査してるのか” を疑うのは少し行き過ぎかもしれません。
ただ、探偵の事情は依頼者の方にはまったく関係ないので、
探偵に電話するなどして、こちら側から「調査結果」を尋ねるようにした方がいいでしょう。
以上、「【探偵トラブル】報告が全然ない…/本当に調査してるの…?」の ”3つの理由” について説明しました。
続いては、「具体的にどう対処・解決すればいいのか」を簡単に説明してきます。
探偵トラブル|2つの対処・解決編
ここからは「探偵トラブル・2つの対処・解決編(報告が全然ない…本当に調査してる?)」の ”2つの対処・解決法” です。
1、探偵に連絡し、速やかに ”報告書を作成” して報告するよう要求する 2、国・政府の相談所に連絡する
1、探偵に連絡し、速やかに ”報告書を作成” して報告するよう要求する
まず始めにやっていただきたいのは、探偵に「報告書の作成」を促すことです。
”報告書” であれば、文書として、
1、〇月〇日にどういう調査をし、どういう結果がでたのか
2、調査をしていたという証拠(写真・動画・領収書など)
3、調査結果
の3つを明示する必要がるため、”3つの理由” で挙げた
1、そもそも調査していない or 調査する気がない
2、報告書ではなく、口頭の報告を主としている
3、まだ調査結果がでていない
すべてに対処することができます。
おそらくこの段階で、調査を怠っていただけの探偵であれば、素直に報告書を作成してくれますし、
”悪徳・違法探偵” であれば要求を突っぱね、後日報告するなどとうそぶくでしょう。
もし、”報告書の作成” を拒否された場合には、
探偵との交渉を続けつつも、”国・政府” に相談するのが賢明です。
2、国・政府の相談所に連絡する
探偵の直接交渉がうまくいかなかったときには、
「国・政府の相談所」に連絡し、トラブルについて相談してください。
国の相談所 ⇒ 国民生活センター
地方公共団体(都道府県)の相談所 ⇒ 消費生活センター(消費者センター)
で、基本的には「消費生活センター」に相談した方がスムーズに問題に対処してくれます。
都道府県別の相談先の電話番号は、国のホームページにあるので、そちらを参照してください。
相談窓口一覧ページ ⇒ http://www.kokusen.go.jp/map
※ ページの下の方で「都道府県」を選択できます。
また、
どういった手順・手続きで解決まで導いてくれるのか
解決までのマニュアル
などは、過去の記事で紹介しているので、
実際に電話相談する前にチェックしておいてください。
以上、「【探偵トラブル・2つの対処・解決編】報告が全然ない…/本当に調査してるの…?」の ”2つの対処・解決法” についてまとめました。
これにて『【探偵トラブル】報告が全然ない…/本当に調査してるの…?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『【探偵トラブル】報告が全然ない…/本当に調査してるの…?』まとめ
【探偵トラブル・3つの理由】/報告が全然ない…、本当に調査してるの…?
1、そもそも調査していない or 調査する気がない
⇒ 悪徳・違法探偵である可能性が高い
2、報告書ではなく、口頭の報告を主としている
⇒ 口頭ではなく、”報告書” での報告に切り替えるよう要求することが大切
3、まだ調査結果がでていない
⇒ 探偵としても毎日報告することが難しいこともあるが、依頼者側から調査の進展具合を尋ねることも重要
【探偵トラブル・2つの対処・解決編】/報告が全然ない…、本当に調査してるの…?
1、探偵に ”報告書を作成し、速やかに報告するよう” 要求する
⇒ 調査の実態を確かめるためにも、文章での報告を要求するのが最優先
2、国・政府の相談所に連絡する
⇒ 探偵が取り合ってくれなかったり、他のトラブルに発展しそうな場合には、すぐに国・政府に相談し、意見を仰ぐことが大切