悪徳探偵のなかに、”依頼者を裏切って金もうけをたくらむ” 者がいるのをご存じでしょうか?
今回は『悪徳探偵の手口・テクニック1』として、
1、ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る手法
2、トラブル回避法
の2つを中心に、”わかりやすく” 具体例を挙げながらご紹介します。
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悪徳探偵の手口・テクニック/ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る|トラブル回避法
【悪徳探偵の手口・テクニック】ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る手法
今回は「悪徳探偵の手口・テクニック」の1つである、”ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る手法” の紹介です。
探偵が使う ”手口・テクニック” はいたってシンプルです。
わかりやすく説明するために、
依頼者 ⇒ 夫の浮気を疑っている主婦
ターゲット ⇒ 夫
としてみていきましょう。
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まず依頼を受けた探偵は、通常通り ”浮気調査” をします。
その結果、3日めで ”夫が浮気している現場” を押さえ、証拠の写真を撮りました。
しかし、ここで悪徳探偵は、”依頼者である主婦” には報告せず、夫のもとに歩み寄ります。
「ちょっとすみません、○○さんのご主人さんですよね」
「実はわたくし、探偵でして…先日奥様に浮気調査を依頼されて、ご主人をつけていたんですよ」
「それでほら、この通りしっかりと写真も撮れていまして」
「ただ、私も男ですから、このままご主人が奥様に責められるのは忍びない気持ちもあるんですよ」
「もし、もうご主人が浮気をしないとこの場で約束していただけるのであれば、奥様への報告は中止しようかと」
「ただ、こちらも奥様を裏切るというリスクをとるわけですから…ねぇ」
…と、こんな感じで、悪徳探偵は ”ターゲットである夫” に調査結果を密告し、
暗に金銭取引を申し出てくるのです。
浮気をしていた夫は、突然の探偵に驚き、さらに突き付けられた証拠に狼狽します。
「妻に浮気がバレて、離婚なんてことになったら…、慰謝料だけでも100万円…」
と、夫は考えるでしょう。
※ 浮気をしている男性の半数近くが、慰謝料相場について把握しています
そして、
「妻と離婚するうえに慰謝料で100万円もかかるなら、探偵に少しくらいお金を払ってでも口封じしておくべきか」
と考える男性は意外と多いのです。
悪徳探偵も、依頼者の家庭の経済状況は十分に承知済みなので、
”このくらいなら出すだろう” というギリギリのラインの金額を提示してきます。
結果、”ターゲットの夫” と ”悪徳探偵” は金銭取引を結び、
探偵は ”依頼者である主婦” には「浮気の事実は確認されなかった」と報告します。
しかし、これで ”悪徳探偵の手口・テクニック” は終わりではありません。
「浮気の事実は確認されなかった」と報告しながらも、
疑わしい事実を次々と挙げていき、依頼者の不安心・猜疑心をあおっていきます。
依頼者は、
「やっぱり夫は浮気しているんじゃ…」
「今回はたまたま浮気をしていなかっただけで…」
と思い込んでしまい、悪徳探偵にそのまま調査を継続してもらってしまうのです。
しかし、このあと探偵が浮気現場を撮影することは絶対にありません。
それどころか、まともな調査にすら行かず、事務所でゴロゴロしているだけでしょう。
以上の、「悪徳探偵の手口・テクニック」の1つである ”ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る手法” は、
”依頼者の主婦” からすれば見破るのが非常に難しく、
また、”ターゲットの夫” としても一度お金を払った以上、もう引き下がることはできません。
この「手口・テクニック」は裁判沙汰になりにくいため、
一般の方にはあまり認知されていませんが、探偵業界では非常に有名な手法です。
2017年現在でも多くの悪徳探偵が実施している手口なので、
被害にあわないためにも、事前にしっかり悪徳探偵の ”対策・回避” をしておくことが重要です。
続いては、”悪徳探偵の手口・テクニック” による「トラブルの回避法」を説明していきます。
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【悪徳探偵の手口・テクニック】トラブル回避法
ここからは「【悪徳探偵の手口・テクニック】トラブル回避法」です。
さきほど説明したように、依頼してしまってからでは、
なかなか悪徳探偵の手口を見破るのは難しいので、”悪徳探偵を選ばない” ことが最重要です。
悪徳探偵には、”届け出を出していない”、”料金が異常に安い” などの比較的わかりやすい特徴があるため、
まずはしっかりと ”悪徳探偵の見分け方” を押さえておきましょう。
1、”探偵業法” の届け出をだしていない 2、誇大広告をしている 3、事務所がない 4、事務所で面談できない(出張面談を勧める) 5、料金が安すぎる 6、契約書がない 7、面談と契約を強引にせまる
悪徳探偵の見分け方については、すでに過去記事で詳しく解説しているので、
申し訳ありませんが、そちらをご参照ください。
また、”すでにトラブルに巻き込まれている” という方は、迅速に対応することが重要です。
国・政府の相談機関として、「国民生活センター(消費生活センター):http://www.kokusen.go.jp/map」があるので、
まずはそこに相談して、事態の改善・解決を目指してください。
相談先についても別記事で詳しく解説しています。
別記事ばかりになって申し訳ありませんが、
端的に説明するよりも、具体的に・詳しく説明した方がいいと考えたので、
少し煩わしい方法をとらせていただきました<(_ _)>
以上、「【悪徳探偵の手口・テクニック】トラブル回避法」についてまとめました。
これにて『【悪徳探偵の手口・テクニック1】ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る|トラブル回避法』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『【悪徳探偵の手口・テクニック】ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る|トラブル回避法』まとめ
【悪徳探偵の手口・テクニック】ターゲットに密告し、金銭取引を申し出る手法
・ まず、探偵は普通に調査を実施する
・ 調査結果が出ても、依頼者には報告しない
・ 調査結果をターゲットに密告する
・ ”バラされたくなければ金を出せ” と暗に強要する
・ ターゲットは探偵にお金を払い、探偵は依頼者に調査結果を報告しない
・ 最後に、依頼者の不安心をあおっておき、調査続行を促す
【悪徳探偵の手口・テクニック】トラブル回避法
・ 悪徳探偵を選ばないことが最も大切
・ 悪徳探偵には、”届け出を出していない”、”料金が異常に安い” などの比較的わかりやすい特徴がある
・ すでにトラブルに巻き込まれている場合には、国・政府に ”すぐに” 相談する
・ 一人で悩まないことが重要