”警察がストーカー対策を援助してくれること” をご存じでしょうか?
今回は『援助申請の方法』として、
1、援助申出書の書き方
2、2つの記入例とチェックポイント
の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。
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警察にストーカー対策を助けてもらう方法|援助申出書の書き方&記入例
警察にストーカー対策を助けてもらう方法/援助申出書の書き方
まずは「警察にストーカー対策を助けてもらう方法/援助申出書の書き方」から。
「警察にストーカーへの警告をしてもらう方法」は、
1、援助してもらう内容を、8つの中から選ぶ
2、”援助申出書” という書類を警察に提出する(書類は警察署にあります)
ことです。
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また、援助申請と同時に、警察に「ストーカーへの警告」を依頼することも可能です。
”警告申出書” の書き方については、別記事で詳しく説明しているので、そちらを参照してください。
”警察に援助してもらう内容” は、以下の8つの中から選べます。
1、ストーカー事件解決のために、警察からこまめに情報提供してもらう 2、ストーカー犯人の名前と連絡先を教えてもらう 3、ストーカーとの交渉時に、いろいろと助言をしてもらう 4、ストーカー対策をしている組織を紹介してもらう 5、ストーカーとの交渉時に、警察署を利用させてもらう 6、防犯グッズを教えてもらう&貸してもらう 7、警告、禁止命令、仮の命令をしたときに書類を交付してもらう 8、ストーカー対策方法を教えてもらう
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基本的に8つすべてを援助してもらうことをおススメしますが、とくに役立つのは、
2、ストーカー犯人の名前と連絡先を教えてもらう
6、防犯グッズを教えてもらう&貸してもらう
の2つです。
「ストーカーの名前と住所」さえわかれば、探偵などを雇い確実に証拠を押さえることができるので、
証拠をもって再度警察に行くことで ”警告” や ”逮捕” してもらえる可能性がグッと高まります。
また、「防犯グッズ」の中には ”ネットランチャー” など、個人ではなかなか揃えにくいグッズまで貸してもらえます。
ただし、
1、警察署によっては、防犯グッズの性能がイマイチ
2、いつかは返さなくてはいけない
といったデメリットもあるため、やはり自分でそろえた方が安心できます。
最低限、”防犯ブザー” と ”催涙ガス” さえあれば一時的な防衛は期待できるうえ、
優秀なものを買っても4,000~5,000円で済むので、より安心するためにもご自身で一式そろえた方がいいでしょう。
続いて、”援助申出書の書き方” について説明します。
1、ストーカーされた期間 2、ストーカー行為の内容 3、ストーカー行為の目的 4、援助してもらいたい内容 5、その他
また、印鑑が必要になるので、忘れずに持っていくように注意してください。
一応「署名(名前を書く)」だけでも「援助申出書」については受理してくれますが、
ほかの手続きも一緒にすることが多いので、きちんと印鑑を持参した方が確実です。
以上、「【ストーカー対策】警察にストーカー対策を助けてもらう方法/援助申出書の書き方」についてまとめました。
続いては「具体的にどう書けばいいのか」、記入例を紹介しながらまとめていきます。
【ストーカー対策】援助申出書の記入例とチェックポイント
ここからは「援助申出書の記入例」です。
「援助申出書」と同時に「警告申出書」も一緒に提出することになると思うので、
「警告申出書」で詳しく書けば、「援助申出書」はざっくりとした記述でOKです。
今回はある程度しっかり書く必要のある、
1、ストーカー行為の内容
2、ストーカーの目的
の2つの記入例をご紹介します。
1、ストーカー行為の内容
・ ブログで1日に5回もしつこくつきまとわれた(通信記録アリ)
・ 通勤時に、会社前で待ち伏せされた(週に1~2回;証拠写真アリ)
・ 社内で執拗に交際をせまられた(証拠ナシ)
・ 家に女性用下着が送られてきた(物的証拠アリ)
「ストーカー行為の内容」を書くときのポイントは、
1、箇条書きで見やすく書く
2、受けたストーカー行為をすべて書く
3、証拠があるのかないのか明記する
という3点です。
「警告申出書」でも同じように、”ストーカー行為の内容” について詳しく書く項目があるので、
そちらで記入していれば「援助申出書」では簡単に書いてしまって大丈夫です。
ただし、「証拠があるのかないのか明記する」のは絶対に忘れないでください。
ストーカー事件に関しては、事前に聞き取り調査もされ、すでに警察に詳しく話しているはずですが、
警官に捜査のしやすさと、事件性の高さを再度認識させるために非常に重要です。
ストーカーが刑法に違法する場合には警察は必ず捜査しなければならないため、
「証拠アリ」と念押しすれば、間違いなくスムーズに捜査をしてくれるはずです。
逆に証拠がないと捜査すらしてもらえない可能性があるため、
事前に証拠を集めたうえで援助申請することも大切です。
証拠は個人で集めることも十分に可能ですが、ストーカー行為がエスカレートしていると少しでも感じる方は、
素直に探偵に依頼し、早期の事件解決を目指した方がいいでしょう。
3、ストーカーの目的
・ ストーカー加害者が会社の上司であるため、純粋に私に好意をもっている可能性がある
・ 私がはっきり拒絶したため、嫌がらせ目的でストーカー行為をしている可能性がある
・ 加害者には奥さんと子供がいるので、真剣に交際を考えているとは思えない
「ストーカーの目的」というのは、「なぜストーカーされているのか」ということで、
ご自身が思い当たることを ”箇条書き” で書いていけば大丈夫です。
また、今回は ”ストーカーが仕事関係者” ということを想定して記入例を作成しましたが、
”相手が全然知らない人” という場合には、素直に ”わからない” と書いて大丈夫です。
以上、簡単にですが「援助申出書の記入例」についてまとめました。
これにて『警察にストーカー対策を助けてもらう方法/援助申出書の書き方と2つの記入例』は終了です。
ご朗読ありがとうございました<(_ _)>
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『警察にストーカー対策を助けてもらう方法/援助申出書の書き方と2つの記入例』まとめ
【ストーカー対策】警察にストーカー対策を助けてもらう方法/援助申出書の書き方
・ 援助申出書は、警察に行って申請する
・ その際、一緒に「警告申出書」も合わせて提出すると良い
・ 援助してもらえる内容は以下の8つ
1、警察からの適時情報提供
2、ストーカー加害者の名前・連絡先の通達
3、助言
4、ストーカー対策をしてくれる組織紹介
5、警察署の使用許可
6、防犯グッズを教示&貸与
7、警告等の書類交付
8、ストーカー対策の方法教示
・ 印鑑はなくても大丈夫だが、できるだけ持って行った方が良い
【ストーカー対策】援助申出書の記入例とチェックポイント
・ 記入するときのポイントは、以下の5つ
1、箇条書きで見やすく!
2、受けたストーカー行為をすべて書く!
3、証拠があるかないか明記する!
・ 基本的には、「警告申出書」で詳しく書くため、ざっくりと記入するだけでも問題ない(重複項目が多いため)