自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれる?|ストーカー規制法を5分で解説!

更新日:

 

ストーカーが被害者以外をストーキングした場合でも、ストーカーとして取り締まることはできるのでしょうか?

 

今回は『ストーカー規制法の解説』として、

周りの人をストーキングしても、ストーカーになるのか

について、”わかりやすく・簡単に” まとめていきます。

スポンサーリンク

ad



自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれる?|ストーカー規制法

 

自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれる?【ストーカー規制法】

 

さっそく「自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれるのか」をまとめていきます。

 

まずストーカー規制法に書かれている「ストーカーの定義」について整理しておきましょう。

 

<strong>ストーカーの定義、3条件</strong>

1、相手に好意をもっている

2、その好意が満たされていない

3、”つきまとい行為等” を繰り返し行っている

スポンサーリンク

ad



「ストーカーの定義」を読むとわかるように、”相手に好意をもっている” ことが条件であるため

とくに好意をもっていない「被害者の家族、友人、恋人」にストーカーしても、

一見するとストーカー行為には当たらないように感じてしまいます。

 

しかし、大丈夫!

 

「ストーカー規制法2条」の柱書きには、

 ストーカー行為をする相手が、恋愛感情の対象以外でも、

そのものが被害者と社会生活において密接な関係にある場合にはストーカーに当たる

と明記されています。

 

わかりやすく言い換えると、

 好きな相手じゃなくても、その人の身近な人にもストーカーをしちゃダメ!

ということです。

 

ここでポイントとなるのは、

「社会生活において密接な関係にある」

という条件です。

 

まず「家族」について。

 

「家族」は、被害者と血縁関係または婚姻関係にあるため、

被害者の身を案じ、保護する責任があると考えられます

 

そのため、「社会生活において密接な関係にある」と間違いなく認められます。

 

続いて、「友人」。

 

「友人」の場合はケースバイケースで、

顔見知り程度の間柄ではストーカー規制法によってストーカーを検挙することは難しいでしょう

 

しかし、”仲がいい(親友)” と言えるような、

1、よく遊ぶ関係

2、よく連絡を取り合う関係

である場合には、”一定の社会生活” を共有しており、「密接な関係」にあると考えられます。

 

また、「友人」でなくとも、”職場関係の人間” や ”学校の教員” などの場合でも、

「社会生活において密接な関係にある」と考えられるので、ストーカー規制法は適用される可能性が高いでしょう。

 

では、最後に「恋人」。

 

”付き合っている” という関係であれば、よほど関係性が悪くない限りは、

間違いなく「密接な関係にある」と考えられるので、ストーカー規制法は適用されると考えられます

 

結果をわかりやすくまとめておくと、

 家族       ⇒ ストーカー規制対象

 友人       ⇒ 顔見知り程度では対象外、ある程度の親しさがあれば対象

 職場、学校関係者 ⇒ ストーカー規制対象

 恋人       ⇒ ストーカー規制対象

となります。

 

2018年現在では、わかりやすい判例がまだ存在しないので、

一概に ”例外なく大丈夫” とは断言できませんが、ストーカー規制法が改正された背景を考えても、

「ある程度の親しさ」があれば、その人がストーカーをされても「ストーカー規制法」は適用されると考えるのが妥当です

 

以上、「自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれるのか」について簡単にまとめました。

 

これにて『自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれる?ーストーカー規制法を5分で解説!』は終了です。

ご朗読ありがとうございました<(_ _)>

 

記事を気に入っていただけた方は、ブックマーク&シェアなどしていただけると大変ありがたいです。。。

 

『自分以外(家族、友人、恋人)へのストーカー行為も取り締まれる?』まとめ

・ ストーカーの定義には、”相手に好意をもっている” ことが条件と書かれている

・ しかし、同時に「被害者と社会生活において密接な関係にある」人は例外的にストーカーの保護対象とされている

・ つまり、ストーカーの被害者と親しい間柄にある場合には、その人へのストーカー行為も規制対象になる

・ 具体的には、家族、親しい友人、職場・学校関係者、恋人などが当てはまると考えられる

ad



ad



現役探偵が本気で考えた『探偵ランキング』

 3年前まで探偵事務所に所属していた私らしい ”探偵ランキング” です(現在は法人専門の個人探偵)。

一応、個人的に癒着のある事務所は除いてあります。

基本的に

 浮気調査・人物調査 ⇒ 一括比較で条件・価格を比べる

 人探し・ストーカー対策   ⇒ 大手事務所

という流れがおススメです。

信頼できる人から紹介してもらった探偵

<strong>メリット・デメリット</strong>

メリット

 本当に信頼できる人からの紹介であれば、その探偵も信頼できる可能性が高い!

 探偵業は口コミ・評判が命なので、紹介という形ならより丁寧に接してもらえる可能性が高い!

デメリット

 紹介してくれた人が利害関係者である可能性を否定できない…!

 紹介してもらった探偵が優秀とは限らない…!

 探偵にも得意分野・不得意分野があるので、依頼内容を的確に実行できるか不安…!

原一探偵事務所

<strong>メリット・デメリット</strong>

メリット

 日本一の探偵事務所!

 テレビで多数取り上げられている安心感!

 ストーカー対策・人探しに強い!

 メール・電話~面談まで完全無料!

 追加料金がいっさいかからない!

 顧問弁護士が在籍しているため、調査後の裁判(慰謝料請求など)が簡単!

 3~4名体制で確実に調査してくれる!

デメリット

 ほかの探偵事務所と比較して、費用・料金がとくべつ安いわけではない…!

 浮気調査と家出人捜索いう最も得意としている調査では20~40万円ほど費用がかかることが多い…!

 沖縄や離島など、本州から離れていると依頼が大変…!

優秀な個人探偵

<strong>メリット・デメリット</strong>

メリット

 調査結果に期待ができる!

 個人探偵は業界内の口コミが命なので、全力で調査してくれる!

 特定のジャンルに特化しているため、当たり外れが少ない!

 相談をゆっくり真剣に聞いてくれる傾向がある!

デメリット

 価格が高くなりやすい…!

 調査に時間がかかりやすい…!

 探偵とのコネがないと優秀かどうか一般の方にはわかりにくい…!

-探偵【ストーカー対策編/費用】
-ストーカー, トラブル, 対策, 相談

Copyright© おすすめ探偵.com , 2024 All Rights Reserved.