今回は『探偵への依頼~解決までの流れ』として、
1、探偵選び~依頼までの4ステップ
2、契約~解決までの3ステップ
の合計7ステップを、”わかりやすく” 画像付きでポイント解説していきたいと思います。
探偵への依頼~解決までの流れ/全7ステップ・画像付きでわかりやすく解説!
探偵選び~依頼まで流れ:4ステップ
まずは「探偵選び~依頼」までの ”4ステップ” の流れをまとめます。
1、適切な探偵を選ぶ 2、メール or 電話で ”匿名” 相談する 3、実際に会う(面談) 4、もう一度ゆっくり考えなおす(ほかの探偵と比較する)
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1、適切な探偵を選ぶ
まずは自分に合った「適切な探偵」を見つけるところから始めましょう。
日本の探偵の数は、2017年度で5,000社を超えていますが、なかには ”悪徳・違法探偵” もいます。
とくに悪質性の高い探偵は、全体の8割を占める ”個人経営の探偵” に多いため、
大前提として個人の探偵には頼まないようにしましょう。
また、大手の探偵事務所でも詐欺まがいの行為をしているところはたくさんあるため、
単純に会社の規模だけで選ぶのではなく「実績」を第1に選ぶのがおススメです。
実績の目安は以下の通りです。
トータルの解決実績 ⇒ 1万件以上
1年間の解決実績 ⇒ 2千件以上
上記の実績を満たす場合、
少なくとも詐欺などの違法行為で検挙されたことがなく、
また優秀な探偵を30人以上を抱える可能性が高いので、ひとまずは安心できます。
実績を満たしている探偵事務所を対象に、自分に合った探偵を選び、
次の「メール・電話相談」へと移りましょう。
2、メール or 電話で ”匿名” 相談する
「探偵選び~依頼の流れ」の ”2ステップ目” は「メール or 電話の ”匿名” 相談」です。
ここで大事なのは ”匿名” で相談すること、
つまり、個人情報を明かさないことです。
メールアドレスと電話番号だけは教える必要がありますが、
「名前」「住所」「経済状況」を教えるのは絶対にNGです。
「名前」「住所」は個人を特定される要因になり、
最悪の場合 ”恐喝” に使われることさえあります。
基本的に大手の探偵事務所ならほとんど問題ありませんが、
それでも「仮名」を使い、できるだけ個人情報は渡さないように注意してください。
「経済状況」に関しても、依頼料が水増しされる要因になるため、教えるのはNGです!
「”匿名” で相談すること」だけは忘れずに、
実際にいくつかの探偵にメールや電話をしてみて、
”相手の対応が良かった探偵” や ”こちらの疑問・不安にちゃんと答えてくれた探偵” と実際に会って具体的な話を聞いてもらいましょう。
3、実際に会う(面談)
「探偵選び~依頼の流れ」の ”3ステップ目” は「実際に会う(面談)」です。
面談の場所は、自宅は絶対にNGで、
できれば探偵事務所で、事務所が遠ければ近くの喫茶店やホテルのロビーで面談してもらいましょう。
※ 面談場所のメリット・デメリット
メリット | デメリット | おススメの人 | |
探偵事務所 | ・ 探偵事務所を実際に確認でき、規模・調査員などがはっきりわかる
・ 落ち着いてゆっくり話ができる ・ 時間をかけて資料をじっくり読み、疑問・不安をすべて解消できる |
・ 行くまでに時間がかかる
・ 少し断りづらくなる ・ 事務所に入るところを知人に見られてしまう可能性がある |
・ 小さめの探偵事務所に依頼する方
・ できるだけ詳しく、長時間面談してもらいたい方 |
喫茶店・ホテルロビーなど | ・ 移動時間がかからない
・ 比較的ゆっくり話ができる ・ 断りやすい |
・ 探偵事務所の実態がわからない
・ 長時間相談したり、資料をじっくり読むにはやや不向き ・ 感情的になってしまうと、周りの目が気になる |
・ 大手の探偵事務所に依頼する方
・ 悩み・相談内容がある程度はっきりしている方 |
自宅 | ・ 移動しなくて済む | ・ 探偵事務所に個人情報を知られてしまう
・ 探偵に経済状況を知られてしまう(悪質な場合は、見積額が増える可能性アリ) ・ 家族に知られてしまう可能性がある |
・ 体の不自由な方 |
面談の段階でも「名前」「住所」「経済状況」を教えるのはNGです。
探偵側の印象は少し悪くなってしまいますが、できるだけ「仮名」を使い、
こちらの個人情報はまだ渡さないように注意しましょう。
面談までは大手探偵事務所なら完全無料で実施しているため、
いくつかの探偵事務所と面談し、探偵・条件などを比較することが大切です。
また、面談のときにあわせて「見積もり」も出してもらいましょう。
見積もり書では以下の3点を確認してください。
1、料金が前払いか後払いか
2、追加料金が発生する可能性はあるのか
3、調査の方法・調査してくれる人数
そして、最初の面談では絶対に契約しないことが非常に重要です(お金をもっていかないこと)!
4、もう一度ゆっくり考えなおす(ほかの探偵と比較する)
探偵との面談が終わったら、一度自宅に帰り、
もう一度ゆっくり考え直してみてください。
「本当に探偵に依頼すべきか…」
「ほかにもっといい条件の探偵はいないか…」
適切な証拠をそろえるにも、基本的に個人での調査はあまりおススメできませんが、
「探偵の比較」は大切です。
「探偵の比較」は ”料金” だけではなく、探偵自体の素質・誠実さにも注意するようにしてください。
最初は難しく感じるかもしれませんが、3社ほどと面談すると全然印象が異なり、
また、調査の方法・人数なども依頼にどれが適切か判断できるようになってきます。
繰り返しになりますが、”最初の面談では絶対に契約しないこと” だけは忘れないでおいてください。
以上、「探偵選び~依頼」までの ”4ステップ” の流れをまとめました。
続いて「契約~解決」までの ”3ステップ” の流れをみていきます。
契約~解決までの流れ:3ステップ
ここからは「契約~解決」までの ”3ステップ” の流れです。
1、契約をかわす 2、探偵に調査してもらう 3、報告書 & 証拠をもらう(今後の相談も)
1、契約をかわす
依頼する探偵を決めたら、次は「契約」です。
探偵は ”探偵業法” という法律によって、契約書を用意することが義務付けられているので、
必ず契約書は受け取ってください。
契約をかわすときに大切なのは、”わからない箇所はすべて聞いておく” ことです。
探偵の契約書は、それほど文字数が多くないので、
少し時間をかけてでも全文読み、疑問点が残らないようにしてください。
とくに大事なのが ”料金” に関する項目で、「追加料金はいっさい発生しない」ということを確認してください。
2、探偵に調査してもらう
契約が終わったら、あとは探偵に調査してもらうだけです。
調査の方法や人員などは、すでに詳しく教えてもらっているはずなので、
基本的には探偵側に任せておいて問題ありません。
ただし、なかには悪徳探偵もいるため、
少しでも不安な場合には ”調査中に電話” をして、進捗状況を確認するとよいでしょう。
3、報告書 & 証拠をもらう(今後の相談も)
探偵の調査が終わったら、「報告書(証拠)」を受け取ってください。
探偵の報告書は、裁判でも使える法的な証拠になっているので、
今後どうするかは別にして、大切に保管しておいてください。
原一探偵事務所などの大手では、慰謝料請求などに強い弁護士を紹介していること多いので、
もし浮気調査をして離婚することになった場合には、弁護士の知り合いがいない方は利用してもよいでしょう。
よほどのことがない限り、確かな証拠があるので慰謝料は勝ち取れるはずです。
以上、「契約~解決」までの ”3ステップ” の流れについてまとめました。
これにて『探偵への依頼~解決までの流れ/7ステップ・画像付きでわかりやすく解説!』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『探偵への依頼~解決までの流れ』まとめ
探偵選び~依頼までの流れ:4ステップ
1、適切な探偵を選ぶ
2、メール or 電話で ”匿名” 相談する
3、実際に会う(面談)
4、もう一度ゆっくり考えなおす(ほかの探偵と比較する)
契約~解決までの流れ:3ステップ
1、契約をかわす
2、探偵に調査してもらう
3、報告書 & 証拠をもらう(今後の相談も)