今回は『探偵との電話・面談前に準備すべき7項目』として、
1、探偵に電話する前、”3つ” の準備(心がまえ)
2、探偵と会う(面談)前、”4つ” の準備(心がまえ)
の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。
探偵との電話・面談前に準備すべき7項目/会うとき何をどう伝えたらいい?
探偵に電話する前、”3つ” の準備(心がまえ)
まずは「探偵に電話する前、”3つ” の準備(心がまえ)」から。
1、個人情報はできるだけ教えない 2、調査の目的をはっきり伝える 3、不安・疑問などをまとめておく
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1、個人情報はできるだけ教えない
探偵事務所に電話するとき、一番大事なのが ”個人情報をむやみに教えない” ことです。
とくに電話する段階では、
名前
住所
経済状況
の3つはできるだけ探偵に教えないようにしてください。
教えては行けない理由は、
名前 ⇒ 簡単に個人を特定される(脅しの材料に使われる可能性がある)
住所 ⇒ 簡単に家族を特定される(脅しの材料に使われる可能性がある)
経済状況 ⇒ 見積もり金額が水増しされる可能性がある
です。
いずれも ”悪質な探偵業者” に限った話ですが、
個人情報をむやみに教えることは ”詐欺” や ”恐喝” に使われる要因になるため、
電話の段階では「名前」「住所」「経済状況」の3つはとくに教えないように注意しましょう。
ただし、
電話番号
メールアドレス
の2つに関しては、”いたずら電話の回避” や ”今後の連絡手段の確保” のために必要となるため、
有名な探偵事務所であれば教えてしまって問題ありません。
探偵側には探偵側で、「探偵業法」という ”違法性をともなう依頼を受けてはいけない” という決まりがあるため、
とくに ”いたずら目的の依頼の回避” には神経質にならざるをえず、
電話番号とメールアドレスの確認だけは許してあげましょう。
「氏名」「住所」さえ教えなければ、大手の事務所でも悪用するのは困難です(最悪でも迷惑メールの送信程度)。
2、調査の目的をはっきり伝える
次に ”調査の目的” をはっきりさせておきましょう。
例えば、
夫の浮気の証拠をつかみたい
家出した娘を探したい
ストーカーの正体を突き止めたい
玄関にいたずらしている犯人を特定したい
などが「目的」になります。
事前に ”調査の目的” をはっきりさせておくことで、
探偵側は ”探偵業法に違反していないこと” を確かめられ、”具体的な調査方法” や ”料金の目安” を提示しやすくなります。
加えて、原一探偵事務所などの大手では、裁判になったときの弁護士も紹介しているので、
「調査の結果どうしたいのか」もはっきりさせておくと、より話が進みやすくなります。
例えば、”浮気の証拠をつかんだら慰謝料請求したい” と考えている方には、
裁判の証拠として絶対的な ”ホテルに入る瞬間の写真” などの撮り方、方法なども教えてもらえます。
3、不安・疑問などをまとめておく
最後に、今感じている「不安・疑問」などを簡単にまとめておきましょう。
【よくある疑問・すべき質問】は、
料金が前払いか後払いか
追加料金が発生する可能性はあるのか
探偵料金の大まかな目安
弁護士に依頼したときの料金
調査にかかりそうな日数
調査の方法・調査してくれる人数
面談してもらう場所(事務所 or カフェ or ホテルロビー)
ただし、探偵側としても「依頼者の素性がわからない」「調査対象の具体的な行動がわからない」うちは、
料金については正確に答えづらいため、”誠意をもって対応してくれているか” をチェックしましょう。
本当に探偵に依頼した方がいいのか確認するためにも、
いくつかの探偵事務所に実際に電話してみて、”対応の確認” ”料金の確認” ”調査方法の確認” をするのがおススメです。
ただし、繰り返しになりますが、「名前」「住所」「経済状況」は教えないように注意してください。
「探偵事務所選びのポイント・注意点」は『探偵の選び方・頼み方』ー”7つのポイント” と “広告のチェック項目”【2017年版】
で説明しているので参考にしてください。
今回は探偵業界トップ3の公式サイトのみを紹介しておくので、
迷った場合は電話する候補として参照してください。
実績1位 原一探偵事務所 ⇒ https://www.haraichi.co.jp
2位 HAL探偵社 ⇒ https://hal-tanteisya.com
3位 アイヴィ・サービス ⇒ http://www.ivservice.co.jp
※ 画像は2017年4月19日放送・TBSテレビ『悪者は絶対許さない!!実録!犯罪列島2017春』より引用
以上、「探偵に電話する前、”3つ” の準備(心がまえ)」についてまとめました。
続いては「実際に探偵に会う(面談)前の準備」です。
探偵に会う(面談)前、”4つ” の準備(心がまえ)
ここからは「探偵に会う(面談)前、”4つ” の準備(心がまえ)」を説明します。
できれば記事をブックマークするなどして、面談前にもう一度読み返すようにしてください。
1、その場で契約をしない(お金をもっていかない) 2、まだ個人情報を教える必要はないが、こちら側も誠意をもって情報提供する 3、具体的な調査方法と調査期間の目安を教えてもらう 4、見積もりをしてもらい、具体的な最終金額を提示してもらう(納得できた場合には、次の面談の約束をする)
1、その場で契約をしない(お金をもっていかない)
まず心にとめておいて欲しいのは「最初の面談では絶対に契約しないこと」です。
いくら条件がよく思え、すぐにでも調査してもらいたい状況であったとしても、
一度は家に持ち帰り、もう1回 ”探偵に依頼した方がいいのか” 冷静に考えるようにしてください。
周りに相談できる人がいれば相談を、
いなければ他の探偵とも面談し、”料金” ”調査方法” ”期間” を比較してみてください。
ほとんどの方は探偵業界になじみがないため、”いい条件” だと思っても実は割高だった…ということはよくあります。
そのため、探偵に依頼できるようなお金は最初から持っていかないようにしましょう。
喫茶店で話をする場合でも、探偵側がまず飲食代を払ってくれるため、
せいぜい1,000円ももっていれば大丈夫です。
必要以上にお金を持って行って、感情的に契約を結ばないように注意しましょう。
2、まだ個人情報を教える必要はないが、こちら側も誠意をもって情報提供する
面談の段階でも「電話番号」「メールアドレス」をのぞく個人情報を教える必要はまだありません。
名前も仮名でOKです。
ただし、”調査の方法” や ”調査料金” を教えてもらうために、
依頼者側も誠意をもって情報提供する必要はあります。
例えば、夫の浮気調査を依頼するケースでは、
夫が浮気していそうな曜日・時間
なぜ夫が浮気していると感じているのか
夫の会社への移動手段
夫が働いている時間帯
相手女性の情報
などはきちんと答えられるようにしておいてください。
そのほか、探偵側からいろいろと聞かれると思うので、
「個人が特定されないこと」を条件に、できるだけ情報は開示してあげましょう。
探偵との適切な信頼関係は、調査の成功率に大きく貢献するため、
変に隠し事をするのはやめた方が依頼者の利益につながりやすいでしょう。
3、具体的な調査方法と調査期間の目安を教えてもらう
依頼内容を探偵に話したら、「具体的な調査方法」と「調査期間の目安」を教えてもらってください。
「調査方法」は暗視カメラを使うことが多いのですが、
それだけでなく ”何人体制で、どういう配置・役割で行動していくのか” もきちんと確認しておいてください。
「調査期間」に関しては、探偵側でも正確に答えることはできませんが、
調査すべき日が決まっている場合(浮気しそうな日がわかっているなど)には1~3日ほどで終わることが多いでしょう。
「調査期間の目安」だけは、依頼者側がもっている情報が非常に重要になるため、
変に隠し事はせず、探偵にありのままの事実を正確に伝えておきましょう。
4、見積もりをしてもらい、具体的な最終金額を提示してもらう(納得できた場合には、次の面談の約束をする)
最後に「見積もり」をしてもらい、最終的に支払う金額を明示してもらってください。
「先払いなのか、後払いなのか」「追加料金は発生しないのか」の2つは必ず確認するようにしてください。
この「見積もり」の段階までは完全無料のはずなので、
その場で契約せず、ほかの探偵と ”調査内容” ”価格” を比較するなど、もう一度じっくり考えることが大切です。
以上、「探偵に会う(面談)前、”4つ” の準備(心がまえ)」についてまとめました。
これにて『探偵との電話・面談前に準備すべき7項目/会うとき、”何” を ”どう” 伝えたらいい?』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『探偵との電話・面談前に準備すべき7項目』まとめ
探偵に電話する前、”3つ” の準備(心がまえ)
1、個人情報はできるだけ教えない
⇒ ただし、探偵業法の観点から「電話番号」「メールアドレス」を教えるのは仕方がない
2、調査の目的をはっきり伝える
⇒ より具体的に話を進めやすくなり、新たな疑問・質問もわきやすい
3、不安・疑問などをまとめておく
⇒ 詳細な料金を教えてもらうことは難しいが、相手の誠意をチェックできる
※ 1社だけで決めず、複数の探偵に電話し比較することが大切(ただし、「名前」「住所」「経済状況」は教えないこと)
実績1位 原一探偵事務所 ⇒ https://www.haraichi.co.jp
2位 HAL探偵社 ⇒ https://hal-tanteisya.com
3位 アイヴィ・サービス ⇒ http://www.ivservice.co.jp
探偵に会う(面談)前、”4つ” の準備(心がまえ)
1、その場で契約をしない(お金をもっていかない)
⇒ 本当に探偵に頼むべきか考え、また他社と比較すること
2、まだ個人情報を教える必要はないが、こちら側も誠意をもって情報提供する
⇒ 「個人が特定されないこと」を条件に、できるだけ情報は開示しておいた方が調査期間・料金などがはっきりする
3、具体的な調査方法と調査期間の目安を教えてもらう
⇒ どういう方法で、何人で、どういう体制で、何日を目安に調査するのか確認する
4、見積もりをしてもらい、具体的な最終金額を提示してもらう(納得できた場合には、次の面談の約束をする)
⇒ その場で契約せず、ほかの探偵事務所と ”調査内容” ”価格” を比較することが大切