”住民基本台帳によって、簡単に住所がバレてしまう” ということをご存じでしょうか?
今回は『ストーカー対策【住居編】』として、
1、ストーカーが住所・自宅を調べる方法…住民基本台帳とは?
2、閲覧制限をかける方法
の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。
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ストーカー対策|住所・自宅を知られない方法/住民基本台帳の閲覧制限
ストーカーが住所・自宅を調べる方法…住民基本台帳とは?
まずは「ストーカーが住所・自宅を調べる方法…住民基本台帳とは?」から。
住民基本台帳というのは、
1、名前
2、生年月日
3、性別
4、住所
の4つが書かれている ”住民票の電子版” のようなもので、
政府が事務作業をしやすくするために、勝手に全国民分作られているものです。
本来の目的通りに使用される分には全く問題ありませんが、
この「住民基本台帳」の情報は、”正当な理由” さえあれば閲覧しても良いということになっています。
具体的に ”正当な理由” と認められるのは、
1、公共的な調査目的
2、公共団体の活動
3、政府の活動
の3つだけで、それ以外には本来は認められていません。
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しかし残念ながら、閲覧の申請が簡単で、受理条件がかなり緩いので、
ちょっとした知識さえあれば、関係ない赤の他人でも、かなり簡単に「住民基本台帳」の情報を調べることができます。
実際に、ストーカーやDVの犯人が「住民基本台帳」を悪用しているケースが確認されていて、
違法な探偵も素行調査・人探しのためによく利用していました。
ストーカーが「住民基本台帳」に関する知識を持っている可能性は高くはないと考えられますが、
もしストーカーが「住民基本台帳」を調べ放題な状況であれば、
いくら住所・家を変えても、すぐにストーカーに居場所がバレてしまい、ストーカー犯を切り離すことは難しいでしょう。
ただし、きちんと「住民基本台帳」の閲覧に制限をかける方法もあります。
続いては「住民基本台帳の閲覧制限をかける方法」についてまとめていきます。
【ストーカー対策】住民基本台帳の閲覧制限をかける方法
ここからは「【ストーカー対策】住民基本台帳の閲覧制限をかける方法」です。
住民基本台帳に閲覧制限をかけるのはかなり簡単で、大きめの警察署へ行って、
1、ストーカー被害にあっていること
2、住所を知られないようにしてもらいたいこと
を警察の方に伝えれば、「住民基本台帳閲覧制限に関する書類」を渡してくれ、
どうやって書けばいいのかも詳しく教えてもらえます。
この「住民基本台帳閲覧制限」をすると、
ストーカー犯(である可能性がある者)から閲覧申請をされても市町村は拒否できる
ことになります。
100%ストーカーに閲覧されないわけではありませんが、
今まで見放題だった「住所」を調べられる確率はグッと減り、
場合によってはストーカーの証拠として検挙につながることもあります。
そのため、ストーカーに悩んでいる場合には、
警察へ行ったときに、忘れずに「住民基本台帳の閲覧制限」をお願いするようにしましょう。
以上、「【ストーカー対策】住民基本台帳の閲覧制限をかける方法」について簡単にまとめました。
これにて『【ストーカー対策】住所・自宅を知られない方法は?ー”住民基本台帳の閲覧制限” を5分で解説!』は終了です。
ご朗読ありがとうございました<(_ _)>
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『【ストーカー対策】住所・自宅を知られない方法は?ー”住民基本台帳の閲覧制限” 』まとめ
ストーカーが住所・自宅を調べる方法…住民基本台帳とは?
・ 住民基本台帳には、全住民の「名前」「生年月日」「性別」「住所」が登録されている
・ 基本的には悪用されないように、だれもが自由に閲覧することはできない
・ しかし、ちょっとした知識・コツがあれば閲覧できるようになる
・ ストーカーに住民基本台帳をみられると、いくら住所変更をしても意味がない
【ストーカー対策】住民基本台帳の閲覧制限をかける方法
・ 警察へ行き、
1、ストーカーの被害者であること
2、住民基本台帳の閲覧に制限をかけたいこと
を伝えれば、閲覧制限をすぐにかけられる
・ 100%閲覧を制限できるわけではないが、市町村には個人情報を悪用されないよう注意する責任・権限が生じる