”ストーカーにどんなタイプがいるのか” ご存じでしょうか?
今回は『ストーカーのタイプまとめ』として、
1、5つのストーカータイプ
2、それぞれの対応法
の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。
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ストーカータイプと対応法
5つのストーカータイプ
まずは「5つのストーカータイプ」から。
1、一方的他人タイプ 2、同居暴力タイプ 3、同居つきまといタイプ 4、恋人執着タイプ 5、非恋愛タイプ
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1、一方的他人タイプ
「一方的他人タイプ」は、まったく知らない、または顔見知り程度の相手がストーカーのタイプです。
最も被害者が不安を感じやすく、また、非常に事件に発展しやすいケースです。
よくニュースなどで報道されている「ツイッター・ライン上でのストーカー」は、「一方的他人タイプ」に含まれることが多いでしょう。
被害者も、最初はストーカーをよく知らないということから、相手の好意を完全に拒絶しないケースが多く、
そのことによってストーカーが初期の段階で勘違いをし、傷害事件に発展する可能性が高い案件です。
2、同居暴力タイプ
「同居暴力タイプ」は、かつて夫婦関係であったパートナー、内縁の相手などがストーカーとなるタイプです。
とくにストーカーが ”暴力的な言動” を伴う場合には、「同居暴力タイプ」に当てはまります。
ほとんどの場合、同居中からストーカーはDVを含む暴力的な言動が多く、
そのことによって離婚したにもかかわらず、関係解消後もストーキングしているケースが多いようです。
ストーカーは被害者の弱点・特徴などをよく把握しているため、
警察沙汰にならないことも多く、表面下で苦しんでいる方が多い案件です。
3、同居つきまといタイプ
「同居つきまといタイプ」は、「同居暴力タイプ」と違って ”暴力的な言動” は伴わないものの、
しつような電話・メールや、自宅前での待ち伏せ・監視などの ”つきまとい行為” を伴うストーカータイプです。
傷害事件に発展することは比較的少ないものの、
”住居侵入”、”盗聴” などのプライバシーを侵害する犯罪に進展するケースが多く、
被害者が気付かないうちにずっとストーキングされていたということが多い案件です。
4、恋人執着タイプ
「恋人執着タイプ」は、昔付き合っていた、または、現在付き合っている相手がストーカーとなるタイプです。
「恋人執着タイプ」のストーカーは非常に執着心が強い傾向にあり、
ツイッターやラインなどのSNS上でのしつような ”つきまとい” を伴うことが多い案件です。
また、ストーカーが短期でキレやすい傾向もあるため、悪質な事件に発展することが多く、
早急な対応が必要です。
5、非恋愛タイプ
「非恋愛タイプ」は、厳密には ”ストーカー” とは定義されませんが、
自分に好意をもっていない ”近所の人” や ”友人” などからストーカーされるタイプです。
悪質な事件に発展することは少ないものの、
5つのタイプの中で最も対応がしづらく、警察に相談しても動いてくれないため、
自分自身で適切に対処することが求められます。
以上、「5つのストーカータイプ」についてまとめました。
現在、実際にストーカー被害に悩んでいる方は、
相手がどのタイプなのかを把握し、タイプ別に適切な対応策を講じていってください。
では、続いては「ストーカーのタイプ別」に具体的な対応法をまとめていきます。
【ストーカータイプ別】それぞれの対応法
ここからは「【ストーカータイプ別】それぞれの対応法」です。
1、一方的他人タイプ 「一方的他人タイプ」は、5つのタイプの中で最も早急に対応する必要のあるタイプです。 ただし、ストーカー相手をよく知らないため、ストーカーの証拠が押さえられていないケースが多いでしょう。 よって、 ストーカーの証拠がある場合 ⇒ 警察に被害届&防犯グッズで自衛 ストーカーの証拠がない場合 ⇒ 証拠集め することが非常に大切です。 まず「ストーカーの証拠がある場合」には、すぐに警察に行って”被害届”をだし、 1、自宅周辺の巡回強化 2、犯人の特定 を依頼してください。 また、あわせて、 1、防犯グッズ(防犯ブザー、催涙スプレー)の携帯 2、ホームセキュリティの強化(防犯カメラの設置、セコムなどへの警備依頼) をするように努めてください。 防犯グッズだけなら、5千円程度で十分にそろえられますし、 セコムへの依頼も1日150円ほどで監視してくれます。 とくに都会に住んでいる方は、防犯グッズを一式そろえるとともに、 セコムなどで非常時にすぐに駆けつけてもらえるよう準備しておくのが最も効果的です。 次に「ストーカーの証拠がない場合」には、すぐに証拠集めに動き出すことが重要です。 個人でできる対応策としては「防犯カメラの設置」が最も効果的ですが、 900万画素ほどのストーカーの顔をはっきりと録画できるカメラは10万円ほどするため、 同じお金を使うなら「探偵」へ依頼した方が確実でしょう。 探偵の料金は1日で12万円、2日で20万円ほどが相場と決して安くはありませんが、 ストーカー被害の解決率は非常に高いので、 「一方的他人タイプ」のストーカーの場合には、お金を使ってでもすぐに解決する必要があります。 20万円なら2ヵ月頑張って働けばなんとか稼げるお金であるため、 ストーカーのためにお金を使うのは癪ですが、 自分の身体と心の健康を一番に考え、今すぐに対応するよう心掛けてください。 2、同居暴力タイプ 「同居暴力タイプ」は、DVを伴っていたケースが多く、 ストーカーとしても証拠が残ることを気にしないケースが多いようです。 そのため、比較的 暴力やストーカーの証拠は残りやすいため、 すぐに警察に行き、以下の4つをお願いしてください。 1、”110番緊急通報登録システム” への登録 ⇒ 110番すると事件内容がすぐに警察に伝わり、早急な警官の駆けつけが期待できる 2、自宅周辺のパトロール強化 3、住民基本台帳の閲覧制限 4、行方不明届の処置申し出 ⇒ ストーカーに新しい住所を知られるリスクが激減する なんのことか詳しく分からなくても、警察署にいって事情を説明すれば、 親身になって書類の書き方などを教えてもらえるので安心してください。 このページを印刷したり、ブックマークしたりして、警察の方に実際に文章を読んでいただいても構いません。 とにかく、「同居暴力タイプ」は悪質な事件に発展しやすい傾向にあるため、 今からすぐにでも最寄りの(できるだけ大きい)警察署へ相談に行ってください。 3、同居つきまといタイプ 「同居つきまといタイプ」への対応も、基本的には「同居暴力タイプ」と同じです。 ただし、ストーカーが証拠が残らないように画策しているケースも多いため、 明確な証拠がない場合には、自分で証拠を集めるか探偵に依頼するかを選ばなければなりません。 「同居つきまといタイプ」はケースバイケースなので、一概には言えませんが、 ストーカーの悪質性が(極めて)低いと感じる場合には、まずは自分自身で防衛するだけで大丈夫かもしれません。 事態が悪化してきた場合、行為がエスカレートしてきた場合(執拗な連絡や性的な嫌がらせなど)には、 すぐに警察に相談し、証拠が十分に集まらない場合には、お金がかかってでも探偵に調査依頼をしてください。 4、恋人執着タイプ 「恋人執着タイプ」は、「同居暴力タイプ」と非常によく似た傾向にあり、 ストーカーの証拠が残りやすいケースが多い案件です。 ただし、「同居暴力タイプ」同様、悪質な傷害事件に発展しやすいため、 証拠がある場合には、今すぐに警察に、 ない場合には今すぐに探偵に電話相談して、具体的な解決を早急に目指す必要があります。 5、非恋愛タイプ 「非恋愛タイプ」は、”名誉棄損” などの刑法に違反しているケースは多いものの、 それだけでは警察はなかなか動いてくれません。 また、探偵に依頼しても成果が上がりにくく、十分な証拠を集めることが困難です。 「非恋愛タイプ」は悪質な事件に発展することは比較的少ないため、まずは、 1、きっぱりと断る;嫌だという 2、嫌がらせをされた”日付け”と”内容”を箇条書きでいいのでメモしておく の2つで対応しましょう。 とくにメモは、ノートなどに箇条書きしたものでも証拠として十分に機能するので、 毎回忘れずに記録していきましょう。 嫌がられを10件ほどメモできたら、警察に行けばストーカー本人に直接 ”警告” してもらえる可能性が高くなるため、 被害は比較的スムーズに解決に向かう可能性が高いでしょう。
以上、「【ストーカータイプ別】それぞれの対応法」についてまとめました。
5つのタイプのなかでも、「一方的他人タイプ」と「同居暴力タイプ」は非常に危険であるため、
すぐに自衛し、誰かに相談することを強くおススメします。
何よりも自分自身のことを大切に、”一人で悩まず、誰かに相談” することを心掛けてください。
以上、『【ストーカー】5種類の ”タイプ” とそれぞれの ”対応法”』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『ストーカータイプ対応法』まとめ
5つのストーカータイプ
1、一方的他人タイプ(危険度★★★★★)
2、同居暴力タイプ(危険度★★★★★)
3、同居つきまといタイプ(危険度★★★☆☆)
4、恋人執着タイプ(危険度★★★★☆)
5、非恋愛タイプ(危険度★☆☆☆☆)
【ストーカータイプ別】それぞれの対応法
・ 証拠がある場合 ⇒ 警察に相談&被害届
・ 証拠がない場合 ⇒ 防犯グッズ、防犯カメラ、探偵への依頼で自衛&証拠集め