【ストーカー】つきまとい等|9つの定義&有効な対策・対処法

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”ストーカーのつきまといにどんな種類があるのか、どこからがストーカーなのか” ご存じでしょうか?

 

今回は『つきまといの定義』として、

1、ストーカーのつきまとい【9つの定義】

2、それぞれの有効な対策・対処法

の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。

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ストーカーつきまとい|定義、対策・対処法

 

ストーカーのつきまとい等【9つの定義】

 

まずは「ストーカーのつきまとい等【9つの定義】」から説明していきます。

 

<strong>ストーカーのつきまとい等、9定義</strong>

1、つきまとい、待ち伏せ

2、監視していることを告げる

3、面会や交際の強要

4、著しく粗野(乱暴)な言動

5、無言電話

6、汚物などを送ること

7、名誉棄損(きそん)

8、性的に恥ずかしい思いをさせること

9、SNS・ブログなどインターネット上での執拗な接触(2017年より追加)

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1、つきまとい、待ち伏せ

ストーカーの被害者のうしろを尾行したり、待ち伏せしたりすることは「ストーカー行為の ”つきまとい等”」に当てはまります。

 

また、自宅を長い間見守っていたり、自宅に押しかける、周囲をうろつくなどの行為も「つきまとい、待ち伏せ」に含まれ、

ストーカー被害者だけでなく、その家族に対しても禁止されています

 

 ただし、”相手に好意をもっていること” が条件であるため、家族や探偵などが見張ることは罪にはなりません。

 例

・ 登校・出勤前にストーカーが自宅前にいる

・ よく行く場所でストーカーが待ち伏せしている

・ 家族の行動を監視している

 

2、監視していることを告げる

「監視している」ことを相手に伝える行為も「ストーカー行為の ”つきまとい等”」に当てはまります。

 

”いつ、どこに行ったか” や ”電話していた相手・内容”、”その日の服装・化粧” などを被害者に知らせることは禁止されています。

 

また、”伝える” という行為は直接的なものに限らず、被害者の知人に伝えたり、

SNS・掲示板に書き込むなどして間接的に伝える行為も禁止対象です

 例

・ 自分がお昼に食べたものをストーカーに言われた

・ ツイッター上で、今日の服装を伝えられた

・ 2chなどのよく見る掲示板に、自分のことが書かれていた

 

3、面会や交際の強要

「面会・交際」についても、直接的な要求以外に、間接的なものも禁止されています。

 

 ただし、厳密には ”義務のない面会や交際” という条件があり、

被害者が犯罪に関与していたり、私人間での金貸しなど、一定の ”義務” がある場合には、

必ずしも「ストーカー行為の ”つきまとい等”」には当てはまりません。

 例

・ 〇時に○○に来いなどと執拗に言われた

・ 一度だけでいいから実際に会えなどと言われた

 

4、著しく粗野(乱暴)な言動

「著しく粗野な言動」とは、周りから見て ”非常識” だと考えられるような ”乱暴な言葉・行動” のことです。

 

大声を出したり、暴力的な行為をふるうこと、被害者の所有物を傷つける行為は、すべからく禁止されています。

 例

・ 周りに聞こえるような声で、名前を呼ばれたり、求愛されたりした

・ 腕をつかむなど、身体に触る行為をされた

・ 車・自転車などに傷をつけられた、不快なものを付けられた

 

5、無言電話

「無言電話」のほかに、「ファックス」「電子メール」「ツイッターなどのSNS」による ”連続通知” も「ストーカー行為の ”つきまとい等”」に当てはまります。

 

また、実際に電話などに出なくても、短時間に連続して通知がある場合なども「無言電話」に含まれます。

 例

・ 10分おきに、着信通知がくる

・ 1日に3件以上、無言電話がくる

 

6、汚物などを送ること

「汚物」の具体例をあげることは避けますが、

”相手を不快にさせるもの” を送り付ける行為は一切禁止されています。

 

「汚物」以外でも、ストーカー本人の所有物、嫌なイメージを連想されるものも含まれます。

 

7、名誉棄損(きそん)

「名誉棄損」は直接被害者に言うだけでなく、インターネット上や公共の場所で被害者の情報をもらすことも含まれます。

 

また、被害者を中傷するビラを配ったり、イメージを悪くするような噂を流すなど、

名誉を傷つける行為は広く禁止されています。

 例

・ 掲示板に自分のことを書かれた

・ 自分の悪い噂話を周りの人に話された

 

8、性的に恥ずかしい思いをさせること

「性的に恥ずかしい思いをさせること」とは、電話でいやらしい言葉を発したり、

卑猥(ひわい)な画像をメールで送ってきたりなど、”性的に恥ずかしい” と感じる行為すべてを含みます。

 

また、ストーカー本人の所有物を送り付けることも ”性” に関連がある場合には、多くのケースで当てはまります。

 例

・ 性に関することを言われた

・ 嫌なものが送られてきた

 

9、SNS・ブログなどインターネット上での執拗な接触(2017年より追加)

2017年から新たに「ストーカー行為の ”つきまとい等”」に含まれたのが、

「SNS・ブログなどインターネット上での執拗な接触」です。

 

ツイッター・LINEで何度も言い寄ってきたり、ブログやゲーム上で執拗にからんでくる行為が当てはまります。

 

インターネット上の通信であれば、証拠となる記録が残りやすいので、

今後のストーカー検挙に役立つと考えられます。

 例

・ ツイッターで毎日メッセージが来る

・ ゲームアプリ上で、何度もしつこくからんでくる

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以上の9つが、「ストーカーのつきまとい等」の定義です。

 

実際にどのラインから「つきまとい等」に含まれるかはケースバイケースですが、

2017年にストーカー規制法が大きく改正されたことから、

”ちゃんと断ったのに、何度も嫌なことをされる” 場合には、ほとんど ”ストーカーとして定義される” と考えてください。

 

ただし、残念ながら現状では、警察に ”ストーカー” だと認めてもらったとしても、

すぐに有効な対策を取ってもらえることは稀です。

 

そのため、続いては「つきまとい等、それぞれの有効な対策・対処法」についてまとめていきます。

 

ストーカーのつきまとい【有効な対策・対処法】

 

ここからは「ストーカーのつきまとい、それぞれの【有効な対策・対処法】」です。

被害を受けている ”ストーカーのタイプ” に当てはまる項目を重点的にチェックし、優先的に対策・対処をしてください。

 

1、つきまとい、待ち伏せ

ストーカーによる「つきまとい、待ち伏せ」は、すぐに暴力事件に発生する可能性が高いため、早急な対策・対処が必要です。

 

自分で身をまもる方法としては、

1、防犯ブザー

2、催涙スプレー

3、防犯スプレー

4、スタンガン

の4つがあげられます。

 

ただし、ストーカーが男性の場合、「防犯スプレー」と「スタンガン」では対処できないことが多いため、

「防犯ブザー」と「催涙スプレー」を併用した方がいいでしょう

また、より安全で確実なストーカー対策として探偵への調査依頼・解決依頼も有効です。

 

探偵への依頼には、お金が10~20万円ほどかかるというデメリットはありますが、

最も確実な方法であるため、身の安全のためにはお金がかかってでもすぐに対策した方がいいでしょう

 

2、監視していることを告げる

ストーカーが「監視」していることがはっきりしているため、

”防犯カメラ” を設置し、ストーカーの証拠を押さえることが非常に有効です

 

証拠がない時点では警察もなかなか動いてくれませんが、

はっきりとした「つきまとい等」の動画証拠があれば、すぐに捜査を開始してくれます。

 

”防犯カメラ” は安いもので2~3万円ほどのものもありますが、

カメラの画素数が200万程度で、映像がかなり荒くなるためおススメできません

(iPhone 7で1,200万画素、一般的なスマホでも800~1,800万画素)

 

最低でも500万画素、理想は800万画素ほどの性能の防犯カメラを選び、

確実にストーカーの証拠を押さえた方がいいでしょう。

 

また、先ほどと重複になりますが、「監視」している場合には、

ストーカーの行動が予測しやすいため、探偵への依頼がやはり最速で解決しやすいでしょう

 

3、面会や交際の強要

「面会や交際の強要」への対策・対処は、”はっきりと拒絶すること” が最も有効です。

 

軽度のストーカーの場合には ”恋愛妄想” をしていることが多く、

自分が相手に迷惑をかけていると気付いていないケースが多くみられます。

 

そのため、まずは”はっきりと拒絶” し、相手に自分の意志を示しましょう。

 

その上で、まだしつこく「面会や交際の強要」をしてくる場合には、

”ボイスレコーダー” などで会話を録音し、それをストーカーの証拠として警察に相談するのが効果的です。

 

4、著しく粗野(乱暴)な言動

「著しく粗野(乱暴)な言動」も、「つきまとい、待ち伏せ」と同様にすぐに暴力事件に発生する可能性が高い案件です

 

自分で身をまもるグッズをそろえ、その上で探偵などに依頼し早急な解決を目指す必要があります

 

また、言葉の場合には ”ボイスレコーダーで録音” し証拠を押さえ、

”所有物を傷つけられた” 場合には、器物損壊として警察に届け出るのが最も有効な対処・対策法です

 

5、無言電話

残念ながら「無言電話」の場合には、すぐに解決に結びつく有効な対処・対策法はありません。

 

ただし、全く対策出来ないわけではなく、

「無言電話」「電子メール」「ツイッターなどのSNS」では ”いつ、何回通知がきたのか” をメモしたり、

履歴を保存しておくことで一定の証拠として役に立ちます

 

この場合の ”メモ” というのは、ノートに箇条書きで記録していくだけで大丈夫です。

 

ただし、悪質性が低い場合、警察もすぐには動かないことが多いため、

一定の効果はあるものの、即効性のある対策法ではありません

 

6、汚物などを送ること

「汚物などの送付」はストーカー行為がエスカレートしている証拠であり、

すぐに対処・対策する必要があります

 

”送付してきたもの” は物的証拠になるため、すぐに警察に被害届を出しましょう

 

また、ストーカー本人も自分の素性を隠そうとしていない場合が多いため、

探偵などに依頼することで早急な解決が期待できます

 

7、名誉棄損(きそん)

「名誉棄損」は刑法230条で禁止されている行為であり、

刑事罰に相当するため、警察に被害届を出すことはできます。

 

ただし、現実的には「名誉棄損」だけでストーカーを逮捕することはまずできないため、

「名誉棄損」に対する有効な対処・対策法はほとんどないといっていいでしょう

 

しかし、「名誉棄損」をしてくるようなストーカーであれば、

必ずほかの「つきまとい行為等」もしているはずなので、そちらを重点的に対策した方がいいでしょう

 

8、性的に恥ずかしい思いをさせること

「性的に恥ずかしい思いをさせること」への対処は、

言葉 ⇒ ボイスレコーダーで証拠集め

もの ⇒ 物的証拠として警察に届け出

するのが効果的です。

 

ただし、「性的に恥ずかしくなるようなものを送る」行為は、

「汚物などの送付」と同様にストーカー行為がエスカレートしている証拠であるため、

すぐに警察に相談し、探偵への依頼を急ぐなど早急に対処・対策する必要があります。

 

9、SNS・ブログなどインターネット上での執拗な接触(2017年より追加)

2017年から新しく「つきまとい行為等」に追加された項目であり、

警察がどのラインから実際に動くのかはまだはっきりしていませんが、

”通信記録を証拠として残しておく” ことが最も効果的だと考えられます

 

とくに最近では「スマホゲーム上でのつきまとい」が増えてきているため、

画面をスクリーンショットで保存するなどして、しっかりと証拠を押さえ、

そのうえで警察に相談しましょう。

 

 

以上、「ストーカーのつきまとい、それぞれの【有効な対策・対処法】」についてまとめました。

 

対策法の中にはお金がかかるものもあり、ストーカーなんかのために貯金を減らすのはシャクだとは思いますが、

何よりも大切なのは「身体と心の健康」です

 

最近ではストーカー被害が悪化して殺人事件に発展する悲しいケースが増加傾向にあります。

 

また、ストーカーにおびえる日々を過ごすうちに精神はすり減っていき、心の傷は一生残るかもしれません

 

防犯グッズなら5千円もあれば十分そろえられますし、

探偵への依頼料の10~20万円も2ヵ月頑張って働けば貯められるお金です。

 

何よりも自分自身ことを一番に考え、早急に有効な対策をすることを強くおススメします

 

以上、『【ストーカー】つきまとい/”9つの定義” と有効な ”対策・対処法”ーどこからがストーカー?』でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>

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『ストーカーのつきまとい/定義と有効な対策・対処法』まとめ

ストーカーのつきまとい【9つの定義】と【有効な対策・対処法】

1、つきまとい、待ち伏せ

⇒ 早急な対応が必要;防犯グッズ、探偵への依頼

2、監視していることを告げる

⇒ 防犯カメラの設置

3、面会や交際の強要

⇒ はっきりと拒絶の意志を示す

4、著しく粗野(乱暴)な言動

⇒ 早急な対応が必要;防犯グッズ、探偵への依頼

5、無言電話

⇒ 通信記録をメモ

6、汚物などを送ること

⇒ 早急な対応が必要;警察への被害届

7、名誉棄損(きそん)

⇒ ボイスレコーダーで証拠集め

8、性的に恥ずかしい思いをさせること

⇒ ボイスレコーダーで証拠集め

9、SNS・ブログなどインターネット上での執拗な接触(2017年より追加)

⇒ 通信記録をスクリーンショットなどで保存

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