”探偵に家出捜索・人探しを頼むとき、どんな情報が必要になるのか” ご存じでしょうか?
今回は『探偵への家出捜索・人探しの依頼』として、
1、持っていると役立つ”10”の手がかり
2、かかる費用と日数の目安
の2つを中心に、”わかりやすく” 説明します。
探偵|人探しの依頼で持参すべき手がかり
探偵への【家出捜索・人探し依頼】持参すべき ”10” の手がかり
まずは「探偵への【家出捜索・人探し依頼】|持参すべき ”10” の手がかり」から。
【絶対に必要な手がかり】と【あると役立つ手がかり】にわけて、”10種類” ご紹介します。
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【絶対に必要な ”4つ” の手がかり】 1、ターゲットの氏名・生年月日 2、住所(過去に住んだことのある場所も) 3、写真 4、外見的特徴 【あると役立つ ”4つ” の手がかり】 5、ターゲットが持っていた所持品リスト 6、ターゲットが残していった所持品リスト 7、パソコンの閲覧履歴 8、交友関係、趣味、病歴 【その他】 9、その他、ターゲットに関わる情報全般 10、調査を依頼する ”正当な” 理由
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探偵への家出捜索・人探し依頼【絶対に必要な ”4つ” の手がかり】
1、ターゲットの氏名・生年月日
「探偵への【人探し依頼】」で必ず必要になる1つ目が、「ターゲットの氏名・生年月日」です。
氏名や生年月日は、純粋に聞き込み調査をするうえで必要になるとともに、
”依頼人がまともな人か” を探偵が判断するうえでも必須になります。
ほとんどの依頼者は、家族や友人の行方探しという目的がありますが、
なかには ”違法な目的で人探しをする” 方もいます。
そういった違法性のある人探しに協力すると、探偵自身が ”探偵業法” によって罰則を受けるので、
依頼人が ”正当な目的” をもっているか判断するためにも、「ターゲットの氏名・生年月日」は必須になります。
いくら ”親しい友人を探してほしい” と依頼されても、
ターゲットの年齢や誕生日すらわからないのであれば、まともな探偵なら依頼を引き受けることはないでしょう。
2、住所(過去に住んだことのある場所も)
次に「ターゲット(家出人)の住所」が、【探偵への依頼】で必ず必要な手がかりになります。
具体的にはターゲットの、
1、本籍(生まれた場所)
2、過去に住んだことのある場所
3、現在住んでいる場所
の3つが必要になります。
とくに「過去に住んだことのある場所」が大切で、
行方不明になった原因によりますが、多くの失踪者は、
1、自分になじみの深い場所
2、自分があこがれている場所
のどちらかに向かうケースが非常に多くなっています。
そのため、「過去に住んだことのある場所」は単純にターゲットがいく可能性があるとともに、
ターゲットの価値観・心理を推測するうえでも重要になります。
ただ、親しい友人などであっても「ターゲットが昔どこに住んでいたか」はわからないこともあるため、
探偵に依頼する前に、せめて本籍のある都道府県だけでも調べておいた方が良いでしょう。
3、写真
【探偵への依頼】で必要になる手がかりの ”3つ目” は、「写真」です。
いくら探偵がターゲットを見つけ出したとしても「写真」がなければ確証がありませんし、
何より聞き込み調査をするうえで「写真」があるとないとでは進展具合に大きな差がでます。
ただし、写真なら何でもいいという訳ではなく、
・ 顔がはっきり映っている写真
・ 全身が映っている写真
・ できるだけ最近の写真
があるとベストです。
とくに「いつ頃撮った写真なのか」「現在と容姿にどれくらい変化があるのか」が重要なので、
探偵に依頼する前に、ある程度情報を整理しておくとよいでしょう。
4、外見的特徴
最後の手がかりは、「外見的特徴」です。
写真が複数枚あれば「外見的な特徴」がなくても問題ありませんが、
写真が鮮明でなかったり、1枚しかないといった場合には、
依頼者が記憶している「特徴」が重要になります。
ただし、他人とはっきり区別できるような特徴でなくてもよく、
・ 身長
・ 体重
・ 利き手
・ クセ
などで大丈夫です。
これらの特徴は、「ターゲット ”らしき” 人物を見つけるための聞き込み」で非常に役立つ情報になります。
以上の4つが探偵への家出捜索・人探し依頼で、【絶対に必要な ”4つ” の手がかり】です。
”絶対に” と強調しましたが、実際の依頼者の中には「写真だけは持っていない」という場合が多いため、
捜索は大変になりますが、調査が不可能というわけでは全くありません。
「外見的特徴」がわかっている場合には、成功率自体への影響も少ないため、
それほど心配する必要はないでしょう。
ただ、写真に加えて、「外見的特徴」すらわからない場合には、聞き込み調査をするうえでかなり不審に思われてしまうため、
ターゲットを見つける前にまた行方をくらませてしまう…といったケースが多くなります。
それでも警察に頼むよりは、はるかに見つけられる可能性が高いため、
”正当な目的” があるならば探偵に依頼するのがおススメです。
では、続いて「あると役立つ ”4つ” の手がかり」の説明に移ります。
探偵への家出捜索・人探し依頼【あると役立つ ”4つ” の手がかり】
5、ターゲットが持っていた所持品リスト
ここからは探偵への人探し依頼で「あると役立つの手がかり」です。
まずは「ターゲットが持っていた所持品リスト」です。
具体的には、
1、財布(とくに所持金)
2、衣類(何日分?)
3、保険証・パスポート
4、手帳・旅行ガイドブック
5、車・バイク・自転車
の5つがとくに重要です。
「財布」に関しては、自宅に置いたままだと ”自殺” を考えているケースが圧倒的に多いため、
すぐに警察に連絡するとともに、探偵への即日調査を開始してもらった方がいいでしょう。
次に、「衣類」「保険証・パスポート」「手帳・旅行ガイドブック」に関しては、
1、どれだけ真剣に失踪を考えているか
2、どれだけ長距離移動するつもりか
を判断する材料になります。
逆に「車・バイク・自転車」がなくなっている場合には、
かなり捜索範囲を絞れるため、見つけるまでにかかる時間は少なくなりやすく、数日中に見つけられる可能性が高くなります。
6、ターゲットが残していった所持品リスト
先ほどの「ターゲットが持っていた所持品リスト」と関連しますが、
「ターゲットが残していった所持品リスト」も大切です。
実際に、多くの依頼者は「ターゲットがもともと何をもっていたのか」正確にわからないケースがほとんどなので、
「自宅に残っているもの・自宅の状況」からある程度 ”持っていったもの” 判断できます。
また、ゴミ箱にある ”レシート” や ”口座引き落とし残高” などの情報や、
”冷蔵庫の食料” などの情報も非常に役立つため、依頼者が家族などの場合で、
住居侵入罪にあたらないならば事前に調べておくとよいでしょう。
7、パソコンの閲覧履歴
「あると役立つの手がかり」の3つ目は、「パソコンの閲覧履歴」です。
履歴のなかに「地名」や「交通情報」などが残っている場合には、
探偵の捜索が飛躍的に前進することがあります。
ただし、”夜逃げ” などのケースではかく乱目的であえて残していることもあるため、
調査に活かすかどうかの判断は探偵に任せた方がいいでしょう。
8、交友関係、趣味、病歴
聞き込み調査をするうえで非常に重要となるのが「交友関係、趣味、病歴」です。
ターゲットに目立った傾向が見当たらない場合には、
基本的に聞き込みを中心とする ”総当たり調査” になることが多いため、
聞き込み対象となる人物の情報は重宝します。
また、依頼者からよく ”聞き込みなんかすると、あの人に警戒されてまたどこかに行ってしまうのでは…” と質問されますが、
行方不明者に ”目的を悟られないような聞き込み” の方法があるので、その点はある程度安心してもらって大丈夫です。
以上の4つが ”探偵への家出捜索・人探し依頼” で【あると役立つ ”4つ” の手がかり】です。
4つのどれもが非常に役立つ情報なので、
探偵に依頼する前に「どれがわかって、どれがわからないのか」を整理しておくとよいでしょう。
探偵への家出捜索・人探し依頼【その他】
9、その他、ターゲットに関わる情報全般
ここからは【探偵への家出捜索・人探し依頼】で必要な手がかりの ”番外編” です。
1つめは「ターゲットに関わる情報全般」です。
これまで挙げた ”8つの手がかり” さえあれば、かなりスムーズに捜索することができますが、
2つ、3つと情報が欠けていると探偵によっては調査が困難になります。
また、より効率的な調査を目指すためにも「ターゲットの情報」はできるだけあった方が助かります。
ただ、難しく考えることはなく、
・ ターゲットが最近、購入したもの
・ ターゲットが最近、よく言っていた言葉
・ ターゲットが最近、よく通っていた場所
など、”最近” の出来事であれば、何でも大丈夫です。
また、ターゲットの価値観・思考傾向など、思い当たることはすべて探偵に話しておきましょう。
探偵自身としても、調査をスムーズに進めるために、
いろいろと質問してくると思うので、差しさわりがないと感じればすべて教えてあげましょう。
10、調査を依頼する ”正当な” 理由
最後の ”手がかり” というか、”調査するうえで必須なこと” が「家出捜索・人探し調査に正当な理由があるかどうか」です。
最初に述べたとおり、探偵は違法性を伴う調査は引き受けることができません。
最近ではとくに規制が厳しくなってきているので、
とくに暴力団関係や犯罪組織関係、ストーカーからの依頼へは敏感になっています。
そのため、ターゲットのことをほとんど知らない人からの依頼はまず受けないと考えてください。
ただ、個人探偵のなかには ”悪徳・違法探偵” も多くいるため、
そういった探偵なら引き受けることもあるでしょうが、成功率は圧倒的に低いため、
結局お金をだまし取られただけ…という結果がほとんどです。
”正当な理由” というのは、
・ 家出した家族を探したい
・ 夜逃げした仕事関係者を探したい
・ 行方不明になった恋人を探したい
などケースバイケースですが、
”ターゲットと親密、あるいターゲットの大切な関係者だ” と判断できれば依頼を受けることが多くなります。
もっとも多い違法な調査依頼は、”ストーカーによるもの” なので、
少なくとも大手の探偵事務所は、疑わしい場合には依頼を受けないスタンスをとっています。
以上、「探偵への【家出捜索・人探し依頼】|持参すべき ”10” の手がかり」についてまとめました。
続いて、探偵に人探しを依頼すると「実際にどのくらい費用がかかり、何日ほど必要なのか」を簡単に説明します。
探偵への【家出捜索・人探し依頼】|かかる費用と日数の目安
ここからは「探偵への【家出捜索・人探し依頼】|かかる費用と日数の目安」です。
”探偵の家出捜索・人探し” は、
1、依頼者が持っている情報
2、ターゲットの行動
によって大きく調査日数が変化するため、あくまで ”目安” と考えてください。
まず、”探偵の費用” について、探偵料金には大きく3つの種類があります。
1、時間料金制 2、パック料金制 3、成功報酬制
それぞれのメリット・デメリット
メリット | デメリット | |
時間料金制 | ・ 必要最低限の調査だけ頼める | ・ 時間がかかるほど割高
・ 調査時間が不明瞭 |
パック料金制 | ・ 料金がはっきりしている
・ 料金が安くなりやすい |
・ 調査がすぐ終わると割高 |
成功報酬制 | ・ 調査が失敗すれば料金を払わなくて済むかも | ・ ”成功” の定義があいまい
・ トラブルの原因になりやすい |
「人探し」の場合は、調査人数が多い方が良く、時間がかかる可能性が高いため、
「パック料金制」一択でいいでしょう。
パック料金制では、「(基本料金4万円)+(調査日数×8万円)」が相場になっているため、
1日の調査で12万円、1週間の調査で60万円となっています。
多くの場合、1週間ほどで十分な成果が出ることが多いため、
現実的な費用は「40~60万円ほどかかる」と考えておいてください。
なお、テレビ番組などで有名な『原一探偵事務所』さんの場合は、
トライアル料金:110,000円
定額料金:300,000円
の2パターンから調査方法を選択できますが、
調査過程で余った費用は返金される
ので定額料金でより正確な捜索を依頼する方がおススメです。
※ 詳しい料金・捜査方法は公式サイト( https://www.haraichi.co.jp )で必ず確認するようにしてください
以上、「探偵への【家出捜索・人探し依頼】|かかる費用と日数の目安」について簡単にまとめました。
これにて『【探偵】家出捜索・人探しの依頼で持参すべき ”10” の手がかりー疑問を5分で解消!』は終了です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました<(_ _)>
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『【探偵】家出捜索・人探しの依頼で持参すべき10の手がかり』まとめ
探偵への【家出捜索・人探し依頼】|持参すべき ”10” の手がかり
【絶対に必要な ”4つ” の手がかり】
1、ターゲットの氏名・生年月日
2、住所(過去に住んだことのある場所も)
3、写真
4、外見的特徴
【あると役立つ ”4つ” の手がかり】
5、ターゲットが持っていた所持品リスト
6、ターゲットが残していった所持品リスト
7、パソコンの閲覧履歴
8、交友関係、趣味、病歴
【その他】
9、その他、ターゲットに関わる情報全般
10、調査を依頼する ”正当な” 理由
探偵への【家出捜索・人探し依頼】|かかる費用と日数の目安
・ パック料金制が最適
・ 1日の調査で12万円、1週間の調査で60万円が費用の相場
・ 調査日数は1週間ほどになることが多い
・ 現実的な費用は40~60万円ほど